『無礼講』 その2
2008 / 08 / 29 ( Fri ) EBRI環境ビジネス総合研究所様の交流会
『無礼講』に、今月も参加してきました。 7月25日のブログでもご紹介しましたが、 この交流会、毎回ひとり(1社)ずつプレゼンを行います。 発表者を決して誉めてはいけないという「鬼の(でも、愛に満ちた)ルール」が ある、たいへんユニークな交流会です。 それゆえ、発表者は別名「いけにえ」とも呼ばれます。 このユニークさに惹かれた私<にーに>ですが、前回はゲスト参加。 「いけにえ」になるには入会する必要があります。 そして、今回が2回目の参加。 と、いうことは…そうです。 上司の許可が下りて、私、EBRIの会員となりました。 これでめでたく、「いけにえ」になることができるのです(笑)。 さて、今回は、私含め複数の新会員がいたこともあり、 特定の「いけにえ」を決めずに、各々が自社のビジネスの紹介をする会となりました。 このため、「誉めてはいけない」あの独特の緊張感こそありませんでしたが、 お互いを知り、連帯感を深めるのには、おおいに役に立ったと思います。 環境ビジネスは、様々な業種業態で取り組まれています。 一社一社は決して派手なビジネスでなくても、 それぞれが持ち味を活かし、互いが知り合い、有機的に活動を深めていく ことで、きっとすばらしい未来をつくれる。 そう、確信した、ひとときでした。 <にーに> テーマ:地球温暖化・地球問題について考えよう。 - ジャンル:ライフ |
おいしいもの
2008 / 08 / 28 ( Thu ) 林檎は食品の好き嫌いは少ないのですが、味の好き嫌いが激しくあります。
普段の食事がジャンクフードばかりなのも手伝って たまには、おいしいものを、と考えたとき おいしいものってなんだろな、と思う訳です。 化学調味料で味をごまかせばおいしい勘違いは出来るのですが、 ホントにおいしい食べ物って実は、なかなか得られないのでは? と思いました。 ![]() 中学生の頃、授業で勉強した 輸入野菜や果物の農薬の含有量の多さに恐れを成して 一時期食べられなくなったこともあります。 本当においしいものとは贅をこらした高級料理でなく、 オーガニックな野菜や化学的な飼料を使わない食肉。 ていねいに、手間暇と愛情を掛けた 本当の意味での「素朴な」料理なのかもしれません。 |
家庭菜園
2008 / 08 / 27 ( Wed ) 久々のブログ更新、ご無沙汰してます線香花火です。
この間、会社のお盆休みを利用し、祖父母の家に行ってきました。 毎年、この時期になると家庭菜園で穫るゴーヤ(にがうり)がもらえます。 手前味噌の話ですが、スーパーで売っているゴーヤより大きく、美味しいです。 (画像は残念ながらありません。携帯で撮っておけばよかった(>_<)。) ゴーヤはお浸しにしても美味しいですが、なんといってもチャンプルーにして食べるのが一番。 夏バテ解消(もはや夏ではない天気ですが…)にもってこいの一品です。 最近、エコの話で、「フードマイレージ」という言葉を耳にします。 食材の生産地と消費地での移動(輸送)に伴いCO2は排出されます。 食料自給率の低い日本人ならば、知っておいた方がよい言葉です。 より詳しくは農林水産業ホームページにもあります。 家庭菜園によって少しでも、フードマイレージを減らすことも、 エコにつながると思います。 機会を作ってみなさんも家庭菜園やってみてはいかがでしょうか。 |
不都合な真実
2008 / 08 / 26 ( Tue ) アカデミー賞を受賞し、
地球温暖化に警鐘を鳴らすこの作品。 環境問題をより真剣に考えるきっかけになったという方も 多いのではないでしょうか。 ちょっと前なのですが、 わたしも鑑賞しました。 湖が干上がったり、砂漠が広がったりする様は非常にショッキングでした。 本も出版され、 私の所属する営業部でも共有資料として所蔵し、 誰でも手軽に手に取れるようになっています。 (「不都合な真実 ECO入門編」 ランダムハウス講談社 1,200円/税別) この本は印刷に関しては「SOY INK」を使用し、 有害廃液の出ない「水なし印刷」を行っています。と書いてあります。 残念ながらこの本は当社で印刷されたものではないですが、 この本と同じ印刷方式は当社でも可能です! 御社の印刷物にも取り入れみませんか。 |
日本の職人魂に見た物をたいせつに使う魂
2008 / 08 / 25 ( Mon ) 残暑厳しい最近ですが、いかがお過ごしですか?
さて、この間テレビで日本のハサミ職人の話をやっていました。 そのハサミ、一つ35,000円です!! その作り出される工程は、日本刀のそれと同じ。 何度も鋼を打ち、硬くも弾力のある刃へと仕上げてゆきます。 また、壊れても修理すれば何代にも渡って使い続けることができるそうです。 まさに日本の職人技と魂を見ました(ただただ感嘆・・・) 今の使い捨て文化に、こうした日本の職人技がどかんと楔を打ち込み、 意識の変化に繋がったらいいですね。 いやぁ〜、職人かっくいいなぁ〜。まさに粋ってもんだね(江戸っ子風) |
花火
2008 / 08 / 22 ( Fri ) お久しぶりです。こんにちは。紙鋤です。
お盆休みに、八景島シーパラダイスに行って来ました。 皆さんの中にも行った方がいるかと思いますが・・・ 猛暑日でもあり、夜の花火が一番のお目当てだったので夕方から現地入り。 それでも汗ダラダラ・・・ しかし日も暮れる18時頃からは、広々とした海が見えるテラス席には涼しい海風が当たり、 疲れた身体を癒してくれました。 ![]() そして夜の花火。夏の風物詩花火。 八景島シーパラダイスの花火大会は、花火(アナログ)と音楽をコンピュータにより シンクロ(デジタル)させた花火ショーです。 実は、ゴールデンウィークにも見に行きまして、その時はクラシックと花火のシンクロ。 今回は、ポップスと花火がシンクロ。 たった10分足らずのショーですが、見事に音楽と花火が融合していて綺麗でした。 個人的にはクラシックとのシンクロが新鮮で良かったかな。 夏でもクーラーなしで過ごしたお盆でした。 |
緑のカーテン
2008 / 08 / 21 ( Thu ) eccoです。初めての記事投稿になります。
夏の日差しにうんざりして 2年前、家族にうさんくさがられながら始めた ゴーヤでつくる緑のカーテン。 園芸の心のない私でも予想外にうまくいき、 今年は大々的に2階までゴーヤを這わそうとチャレンジしましたが…。 ゴーヤカーテン 買った苗がいまひとつだったせいか しょぼいカーテンとなりました。 うまくいったときの緑のカーテンはこんなもんじゃないんです。
朝顔もそうですが つる性植物の上へ向かう力はすごくて 二階の網戸にまでへばりついてます。 あさがおカーテン もっとわさわさ葉っぱが茂ると 気持ちがいいカーテンになるので ゴーヤも食べれますし、皆様につよくお勧めします。 |
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季節がきちんと巡ること
2008 / 08 / 20 ( Wed ) 皆様いかがお過ごしでしょうか?
毎日の通勤も朝から強い日差しで、 蝉がせわしなく鳴いています。 とても暑くて、汗をびっしょりかくし、不快ではあるのですが 同時にとても嬉しいのは夏だからでしょうか? ふいに日本に生まれて良かったなあと思うのです。 季節の巡りがはっきりしているし、それぞれに情緒があると思います。 ![]() 夏はスイカを食べたいと思うし、つめたい水や氷がありがたいと思う。 蚊取り線香の匂いも好きです。 秋は夏の暑さから解放されて嬉しいようなもの悲しいような。 けれど食べ物はおいしいし、紅葉もキレイです。 冬は寒さが厳しいけれど、少しでも雪が降ると何となく嬉しい。 コタツに潜り込んでだらだらするのも冬の醍醐味ですよね。 そして春は桜がまちどおしいし、冬の寒さが厳しい分、 やっぱり温かくなるのは嬉しい。 季節は過ぎるから大切なのじゃないのかなと思います。 地球が温暖化になってしまったら、日本はずーっと夏なのでしょうか? …それだけでは済まないような気がしますが。 少し不安になります。 |
リデュース 食べ物編
2008 / 08 / 19 ( Tue ) テレビCMや、地域の取り組みとして、知名度を上げてきた
3R(リユース・リデュース・リサイクル)。 日本ではリサイクルという言葉が一番浸透しているようですが、 ごみを減らすのにとても効果的なのが、 リデュース(抑制)です。 『使い捨て○○』なんて言葉が普通に使われてしまっていますが、 使い捨てしないでごみを減らしていきましょう、というもの。 すぐに捨ててしまうものは買わないで長く使えるものを選ぶ、 まだ使えるうちは捨てない、うっかり同じものを買わない、などですね。 発生抑制として、 「食べ残しをしない」もかなり効果的なんです。 ダイエットでごはんを残したり、 食べきれないほど注文してしまったり、 食材を使わないままだめにしてしまったりしていませんか? 春は父親の実家が農家ですので、 食べ残しをすると叱られました。 それに父が働いて得たお金で、 母が毎日献立を考えたごはんです。 それを残すのは親不孝でもありますからね。 |
「箱根エレクトリックバイシコー」
2008 / 08 / 18 ( Mon ) お盆休みだった方はいかがお過ごしでしたか。
さて前回に引き続き自転車のお話。 8月の最初の日曜、わたくし二本松は飽きずにまたしても箱根へ行ってまいりました。 かれこれ3ヶ月連続で行っているなぁ・・。 とにかく、愛機(バイク)にまたがり颯爽と走ってきたのですがその箱根で面白いものを見つけました。 それは自転車のレンタルです。 自転車レンタルならどこでもあるんじゃないの?と思われるでしょう。 ただ、ここ箱根の自転車レンタルのコンセプトは「渋滞緩和」にあるのです。 わたしも箱根ではよく渋滞に巻き込まれます。 地理的に抜け道がないので、車が集中するとどうしても道が詰まってしまうのです。 そこで、渋滞緩和の為に車で来た人達に気軽に坂道の多い箱根を楽しんでもらおうと 考え出されたのが電動自転車なのです。 電動アシストのお陰で坂道も楽チンとか。空気も汚さずに済みますしね! 箱根で手軽にサイクリング・・・爽快じゃないですか! よかったらお試しを! |
お着物はエコロジカル
2008 / 08 / 12 ( Tue ) 林檎です。
…最近しょっちゅう母親が上京してきております。 四十過ぎてからの手習いで始めた着物道楽があれよあれよと師範までいっちゃいまして、 只今つましいながら先生のまねごとのようなことをしているからであります。 この間帰省したらば、なんだか仰々しい着物教室の看板が出来上がってました。 ほんと、この好きになったら一直線の性格。 …うけついじゃったんでしょうね。この私。 私の場合は絵が描きたいよーーーーーーーー。 って言ってまわったら何となくそう言う方向に…ですが。 さて、この着物。 わりとエコロジカルなしろものであります。 …晴れ着やなんかはそりゃもうお高い物ですが、 考えてみればひと昔前って着物が当たり前だったんですよね。 実際、父親が20代くらいまではおばあちゃん、いつも着物でいたって言うし。 絹地に金糸銀糸など織り込んだ、いわゆる晴れ着は 晴れの日に着るから晴れ着であって。 それでも良い物、伝統的な色柄は代々着られる。 最近のファッションにそういうものってないなあーと思います。 流行はすぐ廃れちゃうから。 普段着は絣(かすり)や木綿とかそう言う素材の、色ももっと地味目のもの。 これこそ、昔のひとは余すところ無く使っていたらしい。です。 仕立て直して、お下がり、汚れたり、すり切れてきたら羽織や座布団に。 今だったら巾着や髪留めにもなるし。そして、最後ははたきや雑巾へと。 洋裁と違って一枚の布にスグ戻せる。 というところがやはり一番使い勝手が良いのではないのかなと思います。 それと、大切なのはそのぐらい長く付き合うものだから 流行に流されずに気に入る柄をじっくり選んでから買うことだと思う。 …衝動買いはやっぱりエコロジーでないですね。(反省したい) 最近はお着物を着る若い人が増えてきたと聞きます。 街でお着物を見かけるとやっぱり素敵に見えるから不思議です。 |
WWF(世界自然保護基金)の募金活動4
2008 / 08 / 11 ( Mon ) |
北極のナヌー観ました!
2008 / 08 / 08 ( Fri ) 6月16日の記事でアオノさんも書いてましたが、
私も『北極のナヌー』観ました。 このままいくと2040年には北極の氷はなくなってしまうかも、 と言われていますが、 もうすでに氷のできる時期は年々遅く、 解ける時期は年々早くなり、 白くまたちの、狩りのできる時期が短くなっています。 狩りができないということは、 餌にありつけず、飢えてしまうということです。 猛暑・暖冬や集中豪雨などの異常気象。 温暖化を肌で感じるこの頃。 白くまたちは生きるか死ぬかの瀬戸際です。 非常に考えさせられる作品です。 夏休みにご家族でご覧になってはいかがでしょうか。 |
エコ印刷研究会
2008 / 08 / 07 ( Thu ) 会の存在はしばらく前から存じ上げていたのですが、
今回ようやくセミナーに参加する機会を得ました。 エコ印刷研究会様のセミナー、 「印刷用紙の選び方を考える(2)」に出席させていただきました。 このセミナー、当社のような「製造者」向けではなく、 本来は印刷物を発注される「調達者」様向けなのだそうですが、 内容はなかなかどうして、印刷会社の人間でもそこまでは分かっていないぞという部分も多く、 たいへん勉強になりました。 また、参加されている方々も、知識を増やしにきているだけでなく、 よりよい将来のためにきちんと議論をしようという意思のある方が多いという印象でした。 ちなみに、「…(2)」ということは1回目もあったわけで、 後半だけ聴くのもいかがなものかと思いましたが、今回だけ参加の人にも話がわかりやすいように、 配慮のいきとどいたセミナーでした。 肝心の内容ですが、 環境省の方から、政府の取り組みやグリーン購入法等の動向について 認証サービス会社様から、森林認証制度の動向について 事務局様から、これからの印刷用紙の環境配慮について 以上のメニューでした。 それぞれの内容を聴かせていただいて感じたことは、 制度や法律というものは、本来、やるべきこと、 進むべき道筋をサポートするためにあるのだということ。 私たちはつい、制度や法律にただ追従する姿勢に陥りがちで、しばられ、 振り回される結果にもなります。 だから、辻褄をあわせるために「偽装」のようなことも起きてしまうのでしょう。 でも、大切なことは、何のために、どこに向かっているかを私たち自身が常に意識すること。 その中で、当社を含めた「製造者」は、国や市場に対して、 もっともっと積極的に問題提起や解決策の提案を行うべきであること。 「eco」とか「グリーン」というきれいな言葉に隠されている大きな責任を、再度自覚させられました。 |
夏の風物詩「よしず」
2008 / 08 / 06 ( Wed ) 今年の夏も暑いですねー。
ここ横浜でも7月にして連日気温30℃を越える真夏日が続いています。 この分だと8月は猛暑日(気温35℃以上)の連続?ホント嫌になりますねー。 とはいえ、クーラーをガンガンに効かせて快適に仕事しようなんて考えてたら元も子もない! そこで登場したのが”よしず”です。 工場の中でも一番日当たりの良い(良すぎる)食堂にこの”よしず”を設置しました。 ![]() まだ設置して数日ですが、明らかに体感温度が変わりました。 仕事中にも食堂を通ることがあるのですが、 これまでは、サウナにでも入ったようなムシムシモワモワ感(?)があったところ、 ”よしず”を設置してからは、そんな感じが全くなくなりました。 また、害虫の侵入も防止できる為、夕方から夜にかけても思い切って窓を開けておくことが出来ます。 見た目にも涼しげで、精神的にも癒されます。 工場の従業員からもとても好評です。 |
「自転車」
2008 / 08 / 05 ( Tue ) みなさん、自転車に乗りましょう。
ちょっと出や買い物には、最適な乗り物です。 買い物の荷物が多ければキャリーを用意したり、 家族総出でチャリ買い物(人海戦術)に出かければいいのです。 家族皆で出かければ、その絆を一層深める要因になるかもしれません。 ガソリンを燃やさず脂肪とストレスを燃やしましょう。 最近ではロードバイク、クロスバイクで遠出する方を良く見かけます。 川原などには、自転車専用のサイクリングロードがある場所も結構あります。 自転車は当然人力なので、ロードノイズもほぼ皆無。 自然の中、美味しい空気を吸いながら体も動かせて、一石二鳥ですね〜。 |
シンプルな生活
2008 / 08 / 04 ( Mon ) 林檎が最近見た映画。
『西の魔女が死んだ』 http://nishimajo.com/top.html ベストセラーの映画化です。 原作がとても好きなので見に行きました。 イギリス人のおばあちゃんと クォーターの孫のとてもハートフルなお話です。 ここで描かれているおばあちゃんとの生活は とてもシンプルで、あこがれます。 自分たちで育てたものを食べ、物を大事に使っているので おばあちゃんのうちから出るゴミはほんのちょっとしか有りません。 自然のものを極力利用しているので、化学製品も使わない。 ハーブやニンニクの植えこみで植物の虫除けをしたり、 ラベンダーの咲く上にシーツを干してその香りをつけたり。 洗濯機もテレビもなく、古い冷蔵庫が一つ。 庭で薪と大鍋を使って山で摘んできた ワイルドベリーのジャムを作るシーンがとても印象的です。 ある意味夢のような生活。もちろんとてもエコロジーな生活。 でも、コレをやろうと思ったらものすごく大変です。…仕事だってあるし。 それでも、こういう物にあこがれるのはもともと 人がそういう生活をしてきたからなんでしょうね。 たしか、実在する絵本作家のターシャ・テューダーさんは まさに、西の魔女。ってかんじのお姿でした。 |
頭を垂れる
2008 / 08 / 01 ( Fri ) 一企業として環境配慮製品をご提供するにあたって、
気をつけなければならないことのひとつに、「独りよがりになっていないか」ということがあります。 「環境問題」というグローバルなテーマに対して、 自社の技術や製品の提供範囲があまりにも限られるため、狭い視野に陥り、 自社の理屈に終始してしまうリスクがあるためです。 こうしたリスクをできるだけ回避するために、 交流会やセミナーに積極的に参加させていただいているのですが、 直接専門家を訪ねてご意見を伺う、という手もあります。 先日、こうした機会に恵まれました。 横浜市内の大学の教授で、環境を専門とされている工学博士の方にお時間を頂けたのです。 大学というところはまさしく学問をするところなので、環境を専門とされている方であれば、 例えば若い学生さんでも、驚くほど知識が豊富だったりします。 例えば展示会のブースに立っていても、 環境系の学生さんからは専門用語を使った質問がポンポンと飛び出してきて、 冷や汗をかくことがあります。 ましてや教授、それも風格漂う老教授です。 どんなご意見をお持ちか、興味半分、怖さ半分、へっぴり腰で研究室を訪問させていただきました。 あれこれお尋ねしたいことはあったのですが、緊張していたせいか、まっさきに口から出た質問は、 当社のサービスである「水なし印刷」「ノンVOCインキ」「FSC認証紙」が、 専門家の見地では本当によいことなのかどうかという、直球勝負の愚問でした。 老教授、若輩者の不躾な質問としどろもどろの説明に静かに聞き入り、 かすかに首をかしげられました。 一瞬ひるんでしまったのですが、単純に切り捨てられたわけではありませんでした。 ただ、純粋にいくつか疑問を提示されたのです。 例えば「VOCを出さない」というサービスの特徴について、 「なぜ、出したものを回収・再利用ではなくて、出さないという方向性なのか」 「その方法で、経済性はどうなのか」 「出なくなったものは、いったいどこへ行ったのか」と、逆に問いかけられました。 こういう問いかけが、ありがたいのです。 私たちは、目の前にある一番良さそうなものを、一番よいと信じて提供しています。 そのこと自体は決して悪いことではないけれど、「なぜ?」という自問が足りないから、 いつしか思い込みに陥ってしまいます。 もちろん、上記の問いかけにはひとつひとつ答えられるけれど、 「本当か?本当に一番よい方法だと検証したか?なぜこの方法を選んだのか?」と 素直に自問させられる静かな力が、教授の問いかけにはありました。 要するに、柔軟なのです、教授。若輩者の私なんかより何倍も、何十倍も。 ものの見方や考え方には様々な側面があるのだということ。 世の中の商品は、やわらかな頭から生み出された様々な知恵の結晶であることなどを、 楽しい例え話を交えながら、丁寧に教えてくださいました。 それに対し、すっかり教授の教え子気分の私は、 「へぇー」だの「はぁー」だのと、ただただ呆けたように繰り返すばかりでした。 「『環境』ってほんとうに難しいのですよ」。 長年研究を重ねられている老教授の何気ないひと言が、たいせつなものとして心に残りました。 教授、どうもありがとうございました。 <にーに> |
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